メリク=パシャエフ ボリショイ劇場O ベートーヴェン エグモント序曲、コリオラン序曲

露Mezhdunarodnaja Kniga。1960年代のプレスだろうか。珍しい8インチ盤。収納に困るが

推薦度:★★☆☆☆☆☆ 演奏は少し雑か
秘蔵度:★★★★★☆☆ 8インチ、パシャエフのベートーヴェン。ともに珍しい

ベートーヴェン エグモント序曲 (Beethoven Egmont Overture)

指揮:アレクサンドル・メリク=パシャエフ ボリショイ劇場O (Cond.: A.Melik-Pashayev, Bolshoi Theatre O)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ 少々雑な印象
秘蔵度:★★★★☆☆☆ かなり独特

出だしのリズム感からしてかなり独特。基本的にテヌートで後押しのクレッシェンドで物々しい感じがする。オケのザッツが合わないところが逆に不気味な印象を醸し出している。

その1
その2

ベートーヴェン コリオラン序曲 (Beethoven Coriolan Overture)

指揮:アレクサンドル・メリク=パシャエフ ボリショイ劇場O (Cond.: A.Melik-Pashayev, Bolshoi Theatre O)

推薦度:★★★★☆☆☆ 熱演で密度が濃い 
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 小型ゴロワノフの様相

結構吹き荒れるような迫力が感じられ、ゴロワノフを思い浮かばせる。大雑把にとらえて細やかな整理はそっちのけ。でも音楽として生きていて面白い演奏である。そもそもパシャエフのベートーヴェンは珍しい。