日Concert Hall Society。溝ラベル。1960年代後半から70年代前半のプレスだろうか
推薦度:★★★★★★☆ 大健闘の熱演
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 盤としては珍しいものではない
ブラームス ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 (Brahms Concert for Violin and Cello)
Vn:イゴール・オジム、Vc:ジークフリート・パルム、指揮:モーシェ・アツモン ウィーン・
オペラ座O (Vn: I.Ozim, Vc: S.Palm, Cond.: M.Atzmon, Vienna Opera O)
推薦度:★★★★★★☆ オジムとパルムの朗々とした歌いっぷり。凄い演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ もっと知られてい良い名演奏では
アツモンの堂々とした伴奏をバックにパルムの出だしから朗々とした歌いっぷりと、凛としたオジムのヴァイオリンが息の合ったアンサンブルを聴かせる。オケともども超一流というわけではないが感動を呼ぶ演奏である。そう、名ばかり先行している有名な演奏かよりもこちらのほうがはるかに心がこもった名演奏である。パルムの温かみがあり滑らかなチェロと伸びやかな高音を聴かせるオジム、ともに凄い。アツモンの間の取り方もうまい。これは忘れ去られるには惜しい名演奏である。
シューベルト ヴァイオリンと弦楽のためのロンド (Schubert Rondo for Violin and String Orchestra)
Vn:イゴール・オジム、指揮:モーシェ・アツモン ウィーン・オペラ座O (Vn: I.Ozim, Cond.: M.Atzmon, Vienna Opera O)
推薦度:★★★★★★☆ ここでもオジムの素晴らしい演奏が聴ける
秘蔵度:★★★★★★☆ これももっと知られて良い
アツモンの柔らかく温かみのある伴奏がまず心地よい。そうしたバックにオジムが意外と鋭い音ながら自由な間合いで歌い上げている。堂々たるソロで、芯もしっかりしていて素晴らしい名演奏だと思うのだが、この演奏知っている人はどれだけいるのだろうかと。