オーマンディ フィラデルフィアO チャイコフスキー 交響曲第5番 (1959年)

米Columbia。6eyes。溝ラベル

推薦度:★★★★☆☆☆ 普通の演奏に聞こえるがよく聞くとすごい
秘蔵度:★★★★★☆☆ この盤はなかなか良い

チャイコフスキー 交響曲第5番 (Tchaikovsky Symphony No.5)

指揮:ユージン・オーマンディ、フィラデルフィアO (Cond: E.Ormandy, Philadelphia O)

推薦度:★★★★☆☆☆ 普通の演奏に聞こえるがよく聞くとすごい
秘蔵度:★★★★★☆☆ この盤はなかなか良い

なんといってもヴァイオリンの扱いがとても面白い。オーマンディの特徴であり、代名詞。1楽章のアレグロ、しゃくりあげるようなアクセントやシンコペーションでのこれでもかというくらいのポルタメント。これはやりすぎではと思うのだが真顔で演奏している。ここだけでも聞く価値あり。全体的には意外と力が抜けてしまっていたりするところもあり密度があまり高くない。でも面白い演奏である。ちなみにモノラルの演奏、デロスの最晩年の演奏を聴いても大体同じことやっている。

第1楽章
第2楽章その1
第2楽章その2
第4楽章