オイストラフ フルニエ ガリエラ ブラームス ヴァイオリンとチェロのための協奏曲

伊Columbia。1960年代初期のプレスだろう。傷ありで残念だが音は良い

推薦度:★★★★★★☆ 穏やかな名演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ この盤は珍しいと思う

ブラームス ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 (Brahms Concerto for Violin and Cello)

Vn:ダヴィッド・オイストラフ、Vc:ピエール・フルニエ、指揮:アルチェオ・ガリエラ フィルハーモニアO (Vn: D.Oistrakh, Vc: P.Fournier, Cond.: A.Galliera, PO)

推薦度:★★★★★★☆ フルニエもオイストラフもなかなか美音
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 有名な演奏ではある

フルニエのまさにフランスのエスプリという感じの滑らかなチェロとここではそのフルニエに合わせたか、柔らかい音のオイストラフが息の合ったアンサンブルを聞かせてくれっる名演奏。もう少し強さや歯ごたえが欲しい人もいるかも。しかしなかなかこのレベルで演奏するの難しい。ガリエラの伴奏もフィルハーモニアをうまく鳴らしていてバランスよい

第1楽章
第3楽章

ブラームス 悲劇的序曲 (Brahms Tragic Overture)

指揮:アルチェオ・ガリエラ フィルハーモニアO (Cond.: A.Galliera, PO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 柔らかいフィルハーモニアの音が魅力的
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 意外と忘れ去られている演奏

響きが端正でしかもしっかり鳴らしきっている。指揮者とオーケストラの信頼関係が無いと中々出てこない音。もう少し迫力というかリズムの強さが欲しい気もするが好演奏だと思う。