日本新世界レコード。1960年代のプレス。溝あり
推薦度:★★★★★★☆ 同曲中指折りの名演。作曲者自身の伴奏に匹敵
秘蔵度:★★★★★★☆ 若きロジェヴェンとの迫力ある演奏が貴重。ヒンデミットらしくないが
Vn:ダヴィド・オイストラフ、指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー ソビエト国立SO (Vn: D.Oistrakh, Cond.: G.Rozhdestvensky, USSR State SO)
推薦度:★★★★★★☆ 同曲中指折りの名演。作曲者自身の伴奏に匹敵
秘蔵度:★★★★★★☆ 若きロジェヴェンとの迫力ある演奏が貴重。ヒンデミットらしくないが
同時期にヒンデミット自身の伴奏でも録音しているが、ゴージャスな点ではロジェストヴェンスキーのほうに軍配が上がる。ただ、これがヒンデミットの曲かと言われるとなんとも言えない。とにかく迫力と馬鹿でかいスケールが凄い。そしてそのオケに全く引けを取らないオイストラフの多少きついが線がしっかりしたヴァイオリンがまたすごい。音で負けないとは。オイストラフを比べるとヒンデミットとの共演は落ち着いて曲に向かい合っているのに対しロジェストヴェンスキーとの共演はとにかく頑張って切り込んでいく感じ。まあオケがこれほどの迫力で迫ればおのずと対抗せざるを得ないだろう。両方とも名演奏であることには違いがない