ムター ムーティ モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第2番、第4番

独EMI。1980年代のプレス

推薦度:★★★★★☆☆ 清廉な演奏
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 有名な盤

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第2番 (Mozart Violin Concerto No.2)

Vn:アンネ=ゾフィー・ムター、指揮:リッカルド・ムーティ、フィルハーモニアO (Vn: A.S.Mutter, Cond: R.Muti, PO)

推薦度:★★★★☆☆☆ きれいにまとめている
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 演奏自体は普及している

きれいにまとめているがもう少し音の処理がまっすくな方がよくに合うと思う。ヴィブラートが多めではないのだが音の揺らぎがちょっと大きい気がする。とはいえ音がきれいで清々しい演奏ではある。ムーティはうまくオケを操りこれまた明るく幸せな気分にさせる伴奏をしているのも印象的

第1楽章
第3楽章

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第4番 (Mozart Violin Concerto No.4)

Vn:アンネ=ゾフィー・ムター、指揮:リッカルド・ムーティ、フィルハーモニアO (Vn: A.S.Mutter, Cond: R.Muti, PO)

推薦度:★★★★★☆☆ 伸びやかな演奏
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 演奏自体は普及している

安定した技巧を土台に自在に歌い上げている。ちょっとヴィブラートが大きめというか多めというか、もう少し芯が欲しい気もするが贅沢な悩みであって、ハイレベルな演奏には違いない。ムーティはここでもオケを明るくコントロールしている。

第1楽章
第3楽章