ミューラー=クライ 南ドイツ放送SO モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」

仏Club Mondial du Disqueの10インチ盤。1960年代初期のプレスだろうか。非売品のようである。何かの特典だろうか?解説もないので不明

推薦度:★★★★☆☆☆ 評価がかなり難しい好演
秘蔵度:★★★★★☆☆ 正規の録音が少ないミューラー=クライは貴重

モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」 (Mozart Symphony No.41)

指揮:ハンス・ミューラー=クライ 南ドイツ放送SO(シュトゥットガルト放送SO) (Cond.: H.Muller-Kray, Stuttgart Radio SO)

ハンス・ミューラー=クライ。この指揮者はいつも思うが、70点、80点の演奏が多い。悪くはないがとってもいいわけではない。大柄で奇をてらうことがないまっとうな演奏をする。だからか
シュトゥットガルト放送のオケの首席指揮者を長年務めることができたのだろう。ただ、後年に残るような超名演というのもなかなか巡り合えない。そもそもスタジオ録音が少ないだけに正統な評価も難しい。この演奏でも、サクサク行くがアンサンブルは整いすぎていないため迫力も伴い、退屈はさせないまでも超名演とまではいかない。

第1楽章
第4楽章