オランダPhilips。スパイラル。1950年代後半のぷれすだろうか。

推薦度:★★★★☆☆☆ ウィーンの古き良き香りがするが現代では野暮ったいかも
秘蔵度:★★★★★★☆ 歌手も素晴らしく貴重な名演

長いので音源は三回に分けてアップします。画像と感想はすべて同じです。

推薦度:★★★★☆☆☆ ウィーンの古き良き香りがするが現代では野暮ったいかも
秘蔵度:★★★★★★☆ 歌手も素晴らしく貴重な名演

何といっても豪華な歌手陣が凄い。気持ちよく歌っていて各人の魅力が良く伝わる。低音の男性陣歌手がものすごいことになっていて、迫力があり楽しい歌唱。シモノーもここではあまり崩さず素直な声が魅力。女性陣も華やかで特にユリナッチの力強くも澄んだ声がとても良い。そしてモラルトとウィーン響の伴奏がこれまた素晴らしい。テヌート気味の鳴らし方は現代では少し時代遅れとみる向きもありそうだが、優雅な時間が過ごせる演奏で気に入った。

シュッティ 薬屋の歌
シモノー 私の恋人を慰めて
ユリナッチ あの人でなしは、私を欺き
フィナーレ
エピローグ