米Bluebird。RCA。スパイラル。1950年代後半のプレス
推薦度:★★★★★☆☆ スタイリッシュな演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ モイセイヴィッチの貴重な記録
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 (Beethoven Piano Concerto No.3)
P:ベンノ・モイセイヴィッチ、指揮:マルコム・サージェント ロンドンSO (P. B.Moiseiwitch, Cond.: M.Sargent, LSO)
推薦度:★★★★★☆☆ スタイリッシュな演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ モイセイヴィッチの貴重な記録
サージェントは、伴奏を沢山こなしているしこの曲もシュナーベルとの共演もあり、ソリストをうまくサポートするのはうまい。あまり主張を表に出さずに、それでいて持ち前の大雑把さがスケールを生んでいてこの名演奏の下支えをしている。そしてモイセイヴィッチだが、繊細なタッチで表現の幅が広い。スケールは大きくなくどちらかというと弱音で魅力を感じるが、神経質ではなく大雑把なアプローチが面白い。ちょっとソロがオフマイクでモノラル録音であるのが残念だが。