メータ ロサンジェルスPO チャイコフスキー 序曲1812年他

日Londonレーベル。1970年代のプレス

推薦度:★★★★★★☆ とにかく楽しく演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 珍しくはない

チャイコフスキー 序曲「1812年」 (Tchaikovsky Overture 1812)

指揮:ズービン・メータ ロサンジェルスPO (Cond.: Z.Mehta, Los Angels PO)

薦度:★★★★★★☆ 明るいマッチョ
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 有名な演奏。大砲が凄い

凄い音響である。大砲がものすごいことになっている。それにも負けずオケの壮麗で勇敢な響きがこれまたすごい。とにかく男らしく筋肉マッチョに演奏している。そして能天気に難しいこと考えずに楽しんで行こうという若々しさがとても魅力的な演奏。この頃のメータは面白い

その1
その2

チャイコフスキー 幻想的序曲「ロミオとジュリエット」 (Tchaikovsky Romeo & Juliet)

指揮:ズービン・メータ ロサンジェルスPO (Cond.: Z.Mehta, Los Angels PO)

推薦度:★★★★★★☆ 楽譜から筋肉を抽出
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 知られた若きメータの名演

かなり勇ましいロミオとジュリエットである。低弦のごつごつした感じを底辺に弾力のある音が全編にわたり壮麗に響き渡る。単純明快な演奏であり若く勢いを感じる。ジャケットに移っているメータの顔がまさにこの演奏の雰囲気を醸し出しているといえる。ただこれがロミオとジュリエットかと言われると、結構異色の演奏と言えるのではないだろうか。