仏Acharlin。1960年代後半から1970年代前半のプレスだろうか
推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと響きが薄いか
秘蔵度:★★★★★★☆ マルタンの自作自演は貴重
フォーレ レクイエム (Faure Requiem)
指揮:エミール・マルタン サン・トゥスタッシュO、Cho、S:アン=マリー・ブランザ、Br:ピエール・モレ (Cond.: E.Martin, St Eustache O, Cho, S: A.M.Blanzat, Br: P.Mollet)
推薦度:★★★★☆☆☆ 清楚だが響きが薄い気がする
秘蔵度:★★★★★★☆ じっくり取り組んだ情感のこもったレクイエム
かなりロマンティックな心を込めて歌う感じが現代の演奏とかなり異なり面白い。もっともモノラル期はこうした演奏が多かったように思うが。少し響きが薄いもののテンポの伸縮、バランスともになかなか個性的で面白いと思う。アン・マリー・ブランザのピエ・イェズは極上。歌い方といい声といい曲によく合っている。
E.マルタン 金管合奏のための葬送前奏曲 (E.Martin Prelude Funebre)
指揮:エミール・マルタン サン・トゥスタッシュO (Cond.: E.Martin, St Eustache O)
推薦度:★★★★★★☆ 荘厳で研ぎ澄まされた感じ
秘蔵度:★★★★★★☆ さすが自作自演
輝かしさはないものの作曲者の意図をしっかり反映した名演奏。曲もなかなかいい。
E.マルタン オーケストラのための悲歌の形態による墓碑 (E.Martin Stele en Forme d’Elegie)
指揮:エミール・マルタン サン・トゥスタッシュO (Cond.: E.Martin, St Eustache O)
推薦度:★★★★★★☆ 荘厳で研ぎ澄まされた感じ
秘蔵度:★★★★★★☆ さすが自作自演
しっとりとした弦。自作自演というだけあってか隅々まで緊張感が感じされなかなかの名曲、名演奏だと思う。演奏してみたい。