日Grammophon。1960年代初期で、番号から日本グラムフォンの第一号ステレオLPでは?
推薦度:★★★★★☆☆ 思わせぶりな演奏が良い
秘蔵度:★★★★★☆☆ マゼールの若い頃の貴重な記録
目次
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」 (Beethoven Symphony No.5)
指揮:ロリン・マゼール ベルリンPO (Cond.: L.Maazel, Berlin PO)
推薦度:★★★★★☆☆ 思わせぶりな演奏が良い
秘蔵度:★★★★★☆☆ マゼールの若い頃の貴重な記録
色々な仕掛けや思わせぶりなテンポの録り方などやりたい放題。でもオケをしっかり統制していて、メンバーも楽しんでいそう。この時代新しい空気をもたらしたマゼールに将来を見たのかもしれない。ベルリンフィルが実に献身的でアクセントやバランスの工夫などしっかり応えている。なかなか意気揚々として面白い演奏である。
ベートーヴェン 序曲「献堂式」 (Beethoven The Consecration of House Overture)
指揮:ロリン・マゼール ベルリンPO (Cond.: L.Maazel, Berlin PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ ちょっとこの曲では空回り気味かも
秘蔵度:★★★★★☆☆ マゼールの若い頃の貴重な記録
基本的に運命と同じで意気揚々と曲に挑むマゼールとベルリンフィルの姿がある。しかしながらちょっと空回り気味かも。現代の古楽器演奏に通じるリズム感など面白いが、所々迷いというか勢いがないというか、音楽に力が抜けてしまうような個所もある。重厚なところもあるのだが。