1970年代のオランダフィリップス盤。
推薦度:★★★★☆☆☆ レベルは高いと思うが
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ もう少し民族性というか踏み込んだ表現が欲しい
目次
グリーグ ペール・ギュント第一組曲 (Grieg Peer Gynt Suite No.1)
指揮:レイモンド・レッパード イギリス室内O (Cond.: R.Leppard, English CO)
推薦度:★★★★☆☆☆ レベルは高いと思うが
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ もう少し民族性というか踏み込んだ表現が欲しい
全体的に穏やかな演奏。イギリス室内Oの室内オケとは思えないスケール感と各パートのうまさも光るが、この曲では優等生でスマートすぎる気がする。もう民俗性というか土着の音色が欲しい。
山の魔王の宮殿にて
グリーグ ペール・ギュント第二組曲 (Grieg Peer Gynt Suite No.2)
指揮:レイモンド・レッパード イギリス室内O (Cond.: R.Leppard, English CO)
推薦度:★★★★☆☆☆ レベルは高いと思うが
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ もう少し民族性というか踏み込んだ表現が欲しい
起伏は第一組曲よりあるので、スケール感はより味わえるが、こちらもわかりやすいスマートな演奏だが、いま一歩踏み込んで感情が欲しい。特に弦楽器はきれいだが大人しすぎるか。
ペール・ギュントの帰郷、ソルヴェイグの歌
グリーグ ノルウェー舞曲集 (Grieg Norwegian Dances)
指揮:レイモンド・レッパード イギリス室内O (Cond.: R.Leppard, English CO)
推薦度:★★★★☆☆☆ 丁寧な演奏
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 曲を知るには良いかもしれないが
この曲でもオケのうまさが光る。室内オケだが大柄で暖かい空気に包み込まれるような印象。わかりやすいのはこうした曲ではありがたい。舞曲という感じはしないものの良い演奏だと思う。