アメリカPickwick社の1960年代のプレスと思われる。
推薦度:★★☆☆☆☆☆ かなり余裕がない
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 音も硬め、盤もそれほど珍しくはないか
ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界」 (Dvorak Symphony No.9)
指揮:エーリヒ・ラインスドルフ ロサンジェルスPO (Cond.: E.Leinsdorf, Los Angeles PO)
出だしこゆったりと始めるが、すぐに音を短く区切ったぶつ切りの演奏となっていく。フレーズも短くものすごくせわしない。オケのメンバーもたまったもんじゃない。たまに出てくる長めの旋律がなんと安らぐ感じか。音一つ一つに力を雑に詰め込み、なんとも余裕のない新世界で、その意味では珍しい演奏と言えるかも。