英Classics Club。スパイラル。1950年代中盤頃のプレスだろうか。交響曲は、パリの放送交響楽団となっているが実際はどこのオケだろうか?
推薦度:★★★☆☆☆☆ このごつさはあまり推薦しにくい音
秘蔵度:★★★★★★☆ レイボヴィッツの交響曲、ランパルの協奏曲ともに貴重
シューベルト 交響曲第1番 (Schubert Symphony No.1)
指揮:ルネ・レイボヴィッツ パリ放送SO (Cond.: R.Leibowitz, L’Orchestre Radio Symphonique de Paris)
推薦度:★★★☆☆☆☆ こうしたガサツな演奏はちょっと推薦しにくい
秘蔵度:★★★★★☆☆ レイヴォビッツはもう少しスマートかと思いきや結構ガサガサして面白い
あまり整えることなくガサガサ進む。この曲でこのアプローチ。レイボヴィッツらしくないが結構面白く聴けるのは、分析がしっかりできているからなのかもしれない。何せレイボヴィッツは12音階の使者でもあるので。
グルック フルート協奏曲 (Gluck Concerto for Flute)
Fl:ジャン=ピエール・ランパル、指揮:ルネ・レイボヴィッツ パリPO (Fl: J.P.Rampal, Cond.: R.Leibowitz, Paris PO)
推薦度:★★★★★☆☆ 安定したアランパルのフルートはモノラルでも魅力
秘蔵度:★★★★★☆☆ ランパルとレイボヴィッツの共演は珍しいかも
ランパルは太く安定した音でさすがである。また情感豊かだし、声の吹き抜けの音がなく感が鳴りきり気持ちが良い。モノラルだがしっかり音が録れているのもありがたい。レイボヴィッツの伴奏は普通か。共演としては珍しいように思う。