日Concert Hall Society。1960年代中頃のプレスだろうか
推薦度:★★★★★☆☆ 意外とといっては失礼だが好演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ レコードとしては珍しくはない
ビゼー 歌劇「カルメン」 (Bizet Carmen)
指揮:ピエール・ミッシェル・ル=コント、コンセール・ド・パリ、A:コンスエロ・ルビオ、T:レオポルド・シモノー、S:ピエレット・アラリー、Br:ハインツ・レーフス (Cond: P.M.Le Conte, Concerts de Paris O, Cho, A: C.Rubio, T: L.Simoneau, S: P.Alarie, Br: H.Rehfuss)
推薦度:★★★★★☆☆ 標準的で平和なカルメン
秘蔵度:★★★★★☆☆ ル=コントの指揮が素晴らしい
オケ、ソロともに超一流というわけではないが、アラリー、シモノー、ルビオ、レーフスと粒ぞろいで気持ちよく歌っている。あまりとびぬけることなくバランスがいい。合唱、オケも中庸なのだがそこをル=コントがうまくまとめ、明るく充実した響きを引き出している。これは安心して聴ける意外といって失礼だが標準的な好演奏ではないだろうか。変な味付けもなく聴きやすいのも特徴。