ドイツエテルナ。1970年代中頃のプレスと思われる。エテルナにしてはかなりパーっと明るい音。これは演奏にもよるとは思うが優秀な録音である。
推薦度:★★★★★★☆ ドイツ語歌唱とはいえなかなかハイレベル
秘蔵度:★★★★★★★ ジークフリート・クルツの貴重な録音ではないだろうか
ヴェルディ 歌劇「リゴレット」~抜粋 (Verdi Opera Rigoletto~excerpt)
指揮:ジークフリート・クルツ ドレスデン・シュターツカペレ、Ten:ロベルト・イロスファルヴィ、Br:イングヴァル・ヴィクセル、S:アンネローゼ:ローテンベルガー (Cond.: S.Kurz, Staatskapelle Dresden, Ten: R.Ilosfalvy, Br: I.Wixell, S: A.Rothenberger)
推薦度:★★★★★★☆ ドイツ語歌唱とはいえなかなかハイレベル
秘蔵度:★★★★★★★ ジークフリート・クルツの貴重な録音ではないだろうか
ドイツ語という違和感を払拭するようなスケール感。まず序曲からクルツの指揮が素晴らしい。そしてイロスファルヴァイの堂々とした歌唱。カーっと飛んでくる。イタリアのテノールとは違った明るさがあり、恰幅の良さと硬めな声で迫力満点。ローテンベルガーもさすがの風格。全曲録音があるのだろうか?これほどの名演奏が埋もれてしまうのは実にもったいない。ドイツ語歌唱がネックか。まあそのせいかヴェルディっぽくないが。