クルカ コルト ラロ スペイン交響曲他

ラロ スペイン交響曲 (Lalo Symphonie Espagnole)

Vn:コンスタンティン=アンドラージェ・クルカ、指揮:カジミェシュ・コルト ポーランド放送SO (Vn: K.A.Kulka, Cond.: K.Kord, Polish Radio SO)

推薦度:★★★★★★☆ カラッとしながら芝居がかったいい演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ クルカのきりっとしたヴァオリオンが魅力

堂々と歌い上げるなかなかの演奏。コルト指揮のポーランド放送SOの迫力ある伴奏に芝居っ気たっぷりのクルカのヴァイオリン。若々しい透き通るテノールの声のような音が素晴らしい。これはもしかすると5本の指に入る名演奏ではなかろうか。

第1曲
第5曲

サン=サーンス 序奏とロンドカプリチオーソ (Saint=Saens Introduction et Rondo capriccioso)

Vn:コンスタンティン=アンドラージェ・クルカ、指揮:カジミェシュ・コルト ポーランド放送SO (Vn: K.A.Kulka, Cond.: K.Kord, Polish Radio SO)

推薦度:★★★★★★☆ カラッとしながら芝居がかったいい演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ クルカのきりっとしたヴァオリオンが魅力

音が少し雑な面も無きにしも非ずだが、歌いっぷりが堂々としていて、まさにソリスティック。他の人とは違ったフレーズ感やテンポ感も新鮮で、楽しく曲を聴くことができる。コルトの指揮ものりが良く名演奏だと思う。