コンヴィチュニー ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」他

日Sevenseas。溝ラベル。1970年代初期のプレス。

推薦度:★★★★☆☆☆ 録音に難があるが名演
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 意外と珍しいかも。

リスト 交響詩第3番「前奏曲」 (Listz Les Preludes)

指揮:フランツ・コンヴィチュニー ウィーンSO (Cond.: F.Konwitschny, Vienna SO)

推薦度:★★★★☆☆☆ 武骨ドイツの前奏曲
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ ちょっと野暮ったいかも

まず言葉として浮かぶのは武骨。ゲヴァントハウスの音と比べてさらに野暮ったい分、得も言われぬ雄大さを感じさせる。巨大な演奏で面白い。リストらしい民俗的な軽快さなど微塵もないが、そんなことは気にせず我が道を行く。

その1
その2

メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」 (Mendelssohn Symphony No.3)

指揮:フランツ・コンヴィチュニー ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO (Cond.: F.Konwitschny, Leipzig Gewandhaus O)

推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっとぼやけ気味の録音が残念。この盤だけかも
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 演奏はとても良さそうなのだが

ゆったりしたテンポで雄大な演奏。音もゲヴァントハウスのくすんだ響きで、曲によく合う。残念なのは録音。どうにもぼやけぎみ。演奏は絶対に名演奏なだけにこれは惜しい。しかしコンヴィチュニーがこのような穏やかに包み込むようなスコットランドの演奏を残していたとはイメージも変わり驚きである。まさに伝統の響きを感じる。最後の和音はわざとだろうか。ザッツが合わないところが妙に雰囲気が出る.

第1楽章その1
第1楽章その2
第4楽章