ケッケルト フリーザー R.シュトラウス ヴァイオリンソナタ他

独Da Camera Magna。1970年代のプレス

推薦度:★★★★★☆☆ なかなかの好演奏。
秘蔵度:★★★★★★★ ケッケルトは珍しい

R.シュトラウス ヴァイオリンソナタ (R.Strauss Violin Sonata)

Vn:ルドルフ・ケッケルト、P:エリカ・フリーザー (Vn: R.Koeckert, P: E.Frieser)

推薦度:★★★★★★☆ 整った演奏で様式をしっかり保った演奏
秘蔵度:★★★★★★★ ケッケルトのソロは珍しいと思う

ケッケルトのうまさが光る名演。とはいってもソリスティックではなく端正にまとめる感じはさすが名コンマスであり、室内楽でも活躍したことがうかがえる。曲を安心して聴くことができるし、過度な表現はないものの聴き手を飽きさせることなく、流れの良い演奏である。

第1楽章
第3楽章

R.シュトラウス チェロソナタ (R.Strauss Cello Sonata)

Vc:ゲルハルト・マンテル、P:エリカ・フリーザー (Vc: G.Mantel, P: E.Frieser)

推薦度:★★★★☆☆☆ こじんまりとした好演奏
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 知られていない奏者だがレベルは高い

マンテルというチェリスト、フリーザーというピアニストともにこの盤で初めて聞くがなかなかの名手。マンテルのほうがもう一歩迫力がというか曲をえぐるような表現が欲しいところもあるが滑らかな音でしなやか。フリーザーははっきりと物言う伴奏で凛としていてチェロと拮抗した表現をしめし好演奏

第1楽章
第2楽章