クレツキ チェコPO ベートーヴェン 交響曲全集(6/7)

基本的に一枚一日で聞いているので7回に分けて。8番と9番は2枚に渡るがそこは一回で。

仏Varios。1960年代後半から70年代前半のプレスだろう。

推薦度:★★★★★☆☆ なかなかさわやかなベートーヴェン
秘蔵度:★★★★★★☆ このフランス盤は貴重では

ベートーヴェン 交響曲第7番 (Beethoven Symphony No.7)

指揮:パウル・クレツキ チェコPO (Cond.: P.Kletzki, Czech PO)

推薦度:★★★★★★☆ 弾むリズム感とチェコフィルの響きが素晴らしい
秘蔵度:★★★★★★★ 演奏自体は有名だがこの盤は特に音が良い

引き締まったリズム。しかし堅苦しさは感じないのは他の曲と同様。そしてチェコフィルの響きを活かしきっているところも。素晴らしい演奏だと思う。弾力のある音で明るい響き。心地よい響き。音楽がとにかく隅々まで活き活きとしている。終楽章での弦のリズムの後押しをしながらのクレッシェンドなど、ごつごつした迫力があり力がこもった大熱演。最後の最後はかなり急なアッチェレで終わるあたりもライヴで聞いたらさぞ盛り上がったであろう。

第1楽章
第2楽章
第3楽章
第4楽章の弦のすごいところ
第4楽章