カークパトリック シュナイダー モーツァルト ピアノ協奏曲第17番他

日Victor。スパイラル。ハイドンソサエティシリーズ。1960年代前半のプレスだろうか

推薦度:★★★★☆☆☆ ゆったりと優雅
秘蔵度:★★★★★☆☆ カークパトリックの協奏曲は珍しいのでは

モーツァルト ピアノ協奏曲第17番 (Mozart Piano Concerto No.17)

P:ラルフ・カークパトリック、指揮:アレクサンダー・シュナイダー ダンバートン・オークス室内O (P: R.Kirkpatrick, Cond.: A.Schneider, Dumbarton Oaks CO)

推薦度:★★★★☆☆☆ ゆったりと優雅
秘蔵度:★★★★★☆☆ カークパトリックの協奏曲は珍しいのでは

テンポは結構ゆったりとしている。そして音に角がなく穏やか。カークパトリックのピアノフォルテでの演奏は、ロココ調を彩るような音がなかなか面白い。最近のせわしない古楽器演奏よりも、こうしたバックミュージック的な演奏のほうが当時に近かったのでは。根拠はないが。ただこの演奏3楽章の途中で表面が終わり、途中から裏面と別れてしまっているのがちょっと不満

第1楽章
第2楽章

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第4番 (Mozart Violin Concerto No.4)

Vn&指揮:アレクサンダー・シュナイダー ダンバートン・オークス室内O (Vn & Cond.: A.Schneider, Dumbarton Oaks CO)

推薦度:★★★☆☆☆☆ テンポを遅めに取り丁寧
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ まあ標準的な演奏か

シュナイダーのヴァイオリン協奏曲ということで珍しいが、ゆったりとしたテンポだがどことなくせわしなさがある。ロマンティックに弾こうとしているようだが、そのせいでリズムに余裕がなくなったりしているような感じ。

第1楽章
第3楽章