英Decca。1960年代後半から70年代前半のプレスと思われる
推薦度:★★★★★★★ 同曲中のベストを合わそう名演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 初版だろうか?貴重かも
モーツァルト 歌劇「皇帝ティートの慈悲」 (Mozart La Clemenza di Titto)
指揮:イシュトヴァン・ケルテス指揮 ウィーン国立歌劇場O、Cho、テレサ・ベルガンサ(Ms)、ルチア・ポップ(S)、マリア・カズーラ(MS)、ブリギッテ・ファスベンダー(A)、ウェルナー・クレン(T)、トゥゴミール・フランク(BS) (Cond.: I.Kertesz, Vienna state Opera O and Cho, Ms: T.Berganza, S: L.Popp, Ms: M.Casula, A: B.Fassbaender, T: W.Krenn, Bs: T.Franc)
推薦度:★★★★★★★ 同曲中のベストを合わそう名演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 初版だろうか?貴重かも
ウィーン国立歌劇場のオケは多少小さな編成に聞こえるが、トランペットを中心に、現代の古楽器スタイルにも通じるような鋭く短い音を鳴らしているところは興味深い。また、ヴァイオリンの高音の響きがシルクのようなきれいな音だし、なんといっても全体の響きが暖かく心地よいのが特徴。
歌手陣も女性陣を中心に素晴らしい。ベルガンサ、ポップ、ファスベンダーと名歌手が並んでいるが、特にベルガンサは大きく包み込まれるような深い声が素晴らしい。豪華女性陣に対して、男性陣は悪くないのだが、これだけ凄いと押され気味でもう少し力強さが欲しくなる。慈悲というより押し切られた感じ?