カイルベルト ベルリンPO ベートーヴェン 交響曲第7番、エグモント序曲

日Telefunken。溝ラベル。1960年代中頃のプレス

推薦度:★★★★★☆☆ 王道を行くドイツベートーヴェン
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 日本盤も格安で手に入る割に音が良い。お得

ベートーヴェン 交響曲第7番 (Beethoven Symphony No.7)

指揮:ヨゼフ・カイルベルト、ベルリンPO (Cond: J.Keilberth, Berlin PO)

推薦度:★★★★★☆☆ ベルリンフィルの重厚な音を活かす
秘蔵度:★★★★★☆☆ ベストまではいかないにしても名演奏

カイルベルトの最良の遺産のうちの一つ。ベルリンフィルとの相性が良い。当時のケンペより良いのではないだろうか。テンポも悠然としながら微動だにせず堅固な構築と堂々とした風格が頼もしい。その中でも木管の美しさが光る。さすがベルリンフィル。少し弦が薄い気もしなくもないが。前半2楽章が特に良い出来。後半は少し慎重。

第1楽章
第2楽章
第3楽章
第4楽章

ベートーヴェン エグモント序曲 (Beethoven Egmont Overture)

指揮:ヨゼフ・カイルベルト、ベルリンPO (Cond: J.Keilberth, Berlin PO)

推薦度:★★★★★☆☆ ベルリンフィルの重厚な音を活かす
秘蔵度:★★★★★☆☆ ベストまではいかないにしても名演奏

堅実で伝統的な響きが心地よい。重心が低く手慣れた音楽は聴きやすいし、安心していられる。ただその分スリルがないのも事実ではあるが。

その1
その2