米Columbia。スパイラル。1950年代後半のプレスだろう
推薦度:★★★☆☆☆☆ かっこいいがスタイルがいまいち定まらない
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 珍しい若い頃のカラヤン
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」 (Beethoven Symphony No.5)
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーンPO (Cond.: H.v.Karajan, Vienna PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ かっこいい感じはするがどことなく完成度がいま一歩
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 颯爽とした若かりし頃のカラヤン
ウィーンフィルを活き活きと鳴らしスタイリッシュに進める。後年に通じるかっこよさは、この演奏でも感じられるが、どことなく完成度がいまいちという印象もある。やり方が定まっていないというか、全曲にわたっての統一感というものがバランスやテンポ感において無いようにも感じる。
モーツァルト 交響曲第39番 (Mozart Symphony No.39)
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーンPO (Cond.: H.v.Karajan, Vienna PO)
推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと野暮ったいがウィーンフィルの特徴を生かしている
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 良く歌わせる演奏
ドンジョヴァンニでも始まるような1楽章の出だしからちょっと野暮ったい感じもするが、アレグロに入ってからはウィーンの柔らかい音を駆使して颯爽とした音楽を聴かせてくれる。2楽章以降も傾向は変わらず大きめの編成を思う存分鳴らしている。優雅でおなか一杯になるモーツァルト。