日Londonレーベル。溝ラベル。1960年代中頃のプレスだろうか
推薦度:★★★★★☆☆ ウィーンフィルの美しさ光る
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 盤としては値段が付きにくい
ドヴォルザーク 交響曲第8番 (Dvorak Symphony No.8)
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーンPO (Cond.: H.v.Karajan, Vienna PO)
推薦度:★★★★★☆☆ 堀が深くウィーンフィルのきれいな音が貴重
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 名演だとは思うが好みかどうか
堀が深くそれでいてテュッティのフォルテでも音がきれいなところはさすがウィーンフィル。その中でも木管の美しさは光る。そして曲の盛り上げ方はカラヤン特有のもので、しっとりゆったりテヌートで歌う。聞かせ上手といったところか。2楽章のヴァイオリンソロ、3楽章の中間のヴァイオリンのメロディではポルタメントを多用してなかなか妖艶。それでも民族色は意外と感じられずこの辺りは好みがわかれるところかも。しかしウィーンフィル相手に意外とやりたい放題というところはさぞ楽団員の心をつかむのが上手かったのだろうと思う。