イラチェック チェコ放送SO マーラー 交響曲第7番

米Olympic。1970年代のレコードだろうか。指揮者は実在したのかどうか

推薦度:★☆☆☆☆☆☆ 面白いがオケのレベル、録音の悪さから推薦できない。
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ まあ話のネタとしては面白いかもしれないが

マーラー 交響曲第7番「夜の歌」 (Mahler Symphony No.7)

指揮:ヴァーツラフ・イラチェック チェコ放送SO (Cond.: V.Jiracek, Czech Radio SO)

推薦度:★☆☆☆☆☆☆ 面白いがオケのレベル、録音の悪さから推薦できない。
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ まあ話のネタとしては面白いかもしれないが

なんともいい加減な演奏である。テンポはめちゃくちゃに遅かったり、リズムが転んでいるかのように速くなったり、アンサンブルが崩壊したり。面白いところは一楽章の2分弱あたりからのテンポは誰よりも遅いのではないだろうか。でもどうにもまとまらないし、一生懸命なのだがなんとも・・・。

さらに各パートのバランスもライヴ録音のせいもあり凸凹。落ちるパート、外すパートのオンパレード。良くレコードかしたものである。演奏自体のミスを指摘して駄演と一蹴するのもたやすいが、この演奏でも確かにその音を出していた人がいて、その人はかなり真剣だったはず。全体的に妙な熱気があるのである。この熱気は凄い。ただ、他人に推薦は難しいか。

同コンビで交響曲第6番もあるらしいが、この指揮者は実在が怪しい。

盤質があまり良くなくびりつくのが残念。

第1楽章
第4楽章