I.オイストラフ コンヴィチュニー メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲他

日Grammophon。スパイラル。1950年代後半のプレスだろうか

推薦度:★★★★★☆☆ イーゴリも名ヴァイオリニストであることがよくわかる
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 盤としてはよく見かけるものの日本初版

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 (Mendelssohn Violin Concerto)

Vn:イーゴリ・オイストラフ、指揮:フランツ・コンヴィチュニー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO (Vn: I.Oistrakh, Cond: F.Konwitschny, Leipzig Gewandhaus O)

推薦度:★★★★★☆☆ 父が偉大過ぎたがイーゴリも凄い
秘蔵度:★★★★★☆☆ 素直な演奏が良い

若々しく朗々と歌い上げる。父より線は細いとはいえ、一般的には十分出し、音がきれいで安定した技巧はむしろ超一流の域。20代前半の演奏でジャケットも若いがその若さを生かした名演奏だと思う。コンヴィチュニーは伝統的な音で多少思いがシンフォニックにイーゴリをしっかり支えている。

第1楽章
第2楽章
第3楽章

ヴィエニャフスキ ヴァイオリン協奏曲第2番 (Wieniawski Violin Concerto No.2)

Vn:イーゴリ・オイストラフ、指揮:フランツ・コンヴィチュニー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO (Vn: I.Oistrakh, Cond: F.Konwitschny, Leipzig Gewandhaus O)

推薦度:★★★★★★☆ 甘い音色が曲によく合う
秘蔵度:★★★★★☆☆ イーゴリの名演。もう少し知られてよい

ポルタメントをうまく使いながら甘い音色で歌う。コンヴィチュニーの重厚な伴奏をバックに堂々と渡り歩く20代。凄いと思う。もっと注目されてよい演奏だと思う。