米LONDONレーベル。1970年代中頃の英プレス。PHASE 4
推薦度:★★★☆☆☆☆ まあ中身と言われればあまり推薦できないか
秘蔵度:★★★★★★☆ 効果をあざとく狙い素晴らしいスケール。録音が少ないハーストは貴重
ワーグナー 歌劇「リエンツィ」~序曲 (Wagner Rienzi Overture)
指揮:ジョージ・ハースト ニューPO (Cond.: G.Hurst, New PO)
推薦度:★★★★☆☆☆ すっきりまとめた聞きやすいワーグナー
秘蔵度:★★★★★★☆ こうしたワーグナーも良いではないか
重厚というより充実した音を発散させるというアプローチ。スケールが大きく気持ちよく鳴りきる。良いではないかかと。外面的な効果をしっかり狙って自信もって堂々としている演奏も。
ワーグナー 楽劇「ローエングリン」~第一幕への前奏曲、第三幕への前奏曲 (Wagner Lohengrin Prelude to Act1 and Act3)
指揮:ジョージ・ハースト ニューPO (Cond.: G.Hurst, New PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ ちょっとたどたどしいところもあるが堂々としている
秘蔵度:★★★★★★☆ 単純明快ワーグナー
明るく元気に朗らかに。そして堂々と。そうしたスローガンが浮かびそうな楽しい演奏。これでもワーグナーは良いと思う。単純に良い演奏だなあと思える。
第三幕への前奏曲
ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」~ヴォータンの魔の炎の音楽 (Wagner Wotan’s Farewell and Magic Fire Music from Die Walkure)
Bs:デヴィッド・ウォード、指揮:ジョージ・ハースト ニューPO (Bs: D.Ward, Cond.: G.Hurst, New PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ スケールばかりでかく中身は実は・・・
秘蔵度:★★★★★★☆ 楽譜から読み取れる効果を最大限に生かした面白い演奏
とにかく音の圧力は凄いが明るい音なので気持ちよい。ワーグナー信者からはこれはワーグナーではないといわれそうな音響ではあるが、大自然で何もしがらみなく音楽が制限なく流れるような、そんな雰囲気にさせてくれる。ウォードも気持ちよさそうに歌っている。