独Grammophon。スパイラル。1950年代中頃のプレスだろう。
推薦度:★★☆☆☆☆☆ ちょっと線が細いか。オケに埋もれがち
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 貴重な演奏だと思う
目次
ボッケリーニ チェロ協奏曲第9番 (Boccherini Cello Concerto No.9)
Vc:ルードヴィヒ・ヘルシャー、指揮:オットー・マツェラート ベルリンPO (Vc: L.Hoelscher, Cond.: O.Matzerath Berlin PO)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ ちょっと線が細いか。オケに埋もれがち
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 貴重な演奏だと思う
マツェラート指揮のベルリンフィルの柔らかい響きで始まるが、ヘルシャーのチェロが浮いてこない。さすがにソリストっぽくなくチェロ協奏曲らしくない。高音の伸びが足りないのが特に気になる。ただ音自体は端正できれいなもの。
サン=サーンス チェロ協奏曲第1番 (Saint-Saens Cello Concerto No.1)
Vc:ルードヴィヒ・ヘルシャー、指揮:オットー・マツェラート ベルリンPO (Vc: L.Hoelscher, Cond.: O.Matzerath Berlin PO)
推薦度:★★☆☆☆☆☆ ちょっと線が細いか。オケに埋もれがち
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 貴重な演奏だと思う
この曲でもマツェラートとベルリンフィルの伴奏がたいそう立派で充実している。暖かく包み込むが、ヘルシャーがやはりここでもちょっと弱い。抑揚があまり感じられずフォルテではオケに埋もれてしまう。伸びやかで滑らかな技巧ではあるのだが。