独RCA。1960年代中頃のプレスだろうか
推薦度：★★★★★★☆ 威圧感が凄いが圧倒的
秘蔵度：★★★★★☆☆ この盤は音が良い
目次
ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番 (Bruch Violin Concerto No.1)
Vn：ヤッシャ・ハイフェッツ、指揮：マルコム・サージェント ロンドン新SO (Vn. J.Heifetz, Cond.: M.Sargent, New Symphony of London)
推薦度：★★★★★★☆ ブルッフというよりハイフェッツ
秘蔵度：★★★★★☆☆ 聴きやすい音になっている
堂々としたさすがの風格。この曲にはちょっと贅沢すぎる感じもするが王道を行く演奏。名人芸の披露という趣。サージェントの指揮が意外と雑でささくれ立っているのも面白いバランス。
ヴュータン ヴァイオリン協奏曲第5番 (Vieuxtemps Violin Concerto No.5)
推薦度：★★★★★★☆ 叙情的な曲を現実的な音で披露
秘蔵度：★★★★★☆☆ ハイフェッツの貴重な記録
曲からすると叙情的な感じがするはずなのだが、まずハイフェッツの名人芸が前面に出てくる。どうだ！という感じ。そしてサージェントが、こうだ！と答えているようなちょっとお互いにささくれ立った音の勢いの応酬で面白演奏になっている。この曲でこうした演奏、まず聴けない。
