米RCA Victor盤。1960年代のプレスと思われる。番号自体は1950年代のものだが。
推薦度:★★★★☆☆☆ 名人芸が楽しめる
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 幾分音に潤いがない
ブラームス ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 (Brahms Concerto for Violin and Cello)
Vn:ヤッシャ・ハイフェッツ、Vc:エマニュエル・フォイアマン、指揮:ユージン・オーマンディ フィラデルフィアO (Vn: J.Heifetz, Vc: E.Feuermann, cond.: E.Ormandy, Philadelphia O)
推薦度:★★★★☆☆☆ 名人芸が楽しめる
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 幾分音に潤いがない
ハイフェッツ、フォイアマンの火花が散る演奏。オケも攻める。両端の楽章は特に戦いの音楽のような。正確性をスピードで競うような演奏。かといって機械的というわけではなく十分に芸を織り交ぜているあたりは凄い。その分二楽章は落ち着く。ただ、意外と盤のせいか音が前に出てこない感じ。録音が古いから仕方ないとは思うが。