ハンニカイネン ソビエト国立SO シベリウス 交響曲第4番

日新世界。1950年代後半~1960年代前半のプレスと思われる

推薦度:★★★★★☆☆ 北欧の大地を思わせる大きな演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 日本盤とはいえ珍しいのでは]

シベリウス 交響曲第4番 (Sibelius Symphony No.4)

指揮:タウノ・ハンニカイネン ソビエト国立SO (Cond.: T.Hannikainen, USSR State SO)

推薦度:★★★★★☆☆ 北欧の大地を思わせる大きな演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 日本盤とはいえ珍しいのでは

シベリウスを得意としただけのことはあり、堂々とした演奏である。あいまいさがなく重苦しさを高い緊張感をもってうまく表現している。一筋縄ではいかないこの曲を、あえて紐解いたりわかりやすくスマートにしたりすることなく、野暮ったさも恐れず音を強く鳴らす。シベリウスの曲に自信がないとできない演奏だと思う。

第1楽章
第4楽章