日BASF。1970年代中頃のプレスだろうか。このカップリングはいい。ベームもこの三曲で一枚だった。
推薦度:★★★☆☆☆☆ 少し硬めな録音が少々残念
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 誠実なモーツァルト
モーツァルト 交響曲第32番 (Mozart Symphony No.32)
指揮:レオポルド・ハーガー、ザルツブルク・モーツァルテウムO (Cond: L.Hager, Salzburg Mozarteum O)
推薦度:★★★★☆☆☆ 少し硬めな録音が少々残念
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 誠実なモーツァルト
音が硬いが演奏は立派である。活き活きとしながら一つ一つ丁寧に音を扱っている。テンポもゆったりしていて急がず落ち着ているところもよい。録音にもう少し潤いがあればという感じではあるが。
モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」 (Mozart Symphony No.35)
指揮:レオポルド・ハーガー、ザルツブルク・モーツァルテウムO (Cond: L.Hager, Salzburg Mozarteum O)
推薦度:★★★☆☆☆☆ 少し硬めな録音で少し覇気がない印象
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 本場の演奏といえるが
ハフナーでも録音が少し硬め。この曲の場合もう少し覇気があってもよい。ただ一音一音を大切に扱っているのは変わらず好ましい演奏。テンポもゆったり取り落ち着いた演奏だけにもう少し録音がよければ。
モーツァルト 交響曲第38番「プラハ」 (Mozart Symphony No.38)
指揮:レオポルド・ハーガー、ザルツブルク・モーツァルテウムO (Cond: L.Hager, Salzburg Mozarteum O)
推薦度:★★★★☆☆☆ 誠実でまとまりがよい
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ ここでも録音が硬いのが気になる
丁寧に合奏しているのがよくわかるが、録音が悪い分それがかえって裏目に出てしまっている。演奏自体が硬く聞こえてしまうのである。部分的に聞くとバランスや息づかいなど立派ではあるのだが。