日Trio。見本盤。1970年代のプレスだろう
推薦度:★★★★☆☆☆ 初期の曲が特に良いか
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ よく見かける演奏ではある
目次
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」 (Beethoven Violin Sonata No.9)
Vn:フランコ・グッリ、P:エンリカ・グッリ=カヴァルロ (Vn: F.Gulli, P: E.Gulli-Cavallo)
推薦度:★★★★☆☆☆ ちょっと頑張りすぎたかも
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 息の合った演奏ではあるが少し小振り
音の強さを際立たせすぎている部分もある。初期のソナタように肩の力を抜いて演奏したほうが逆に面白い演奏になったかも。かなり意気込みを感じるものの名曲だけに他の名演奏に比べると小ぶりで中庸な印象。
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第10番 (Beethoven Violin Sonata No.8)
Vn:フランコ・グッリ、P:エンリカ・グッリ=カヴァルロ (Vn: F.Gulli, P: E.Gulli-Cavallo)
推薦度:★★★★★☆☆ 真っすぐな演奏で聴きやすい
秘蔵度:★★★★★☆☆ 集中力が高くそれでいて音が澄んでいる
粒立ちが良い両者の音が特徴。きつく音を出しつつもどこか丸みがあって厳しくなりすぎないところはグッリの特徴でもある。流れもよく丁寧な演奏で分かりやすいのが特徴。