米Columbia。スパイラル。1950年代中頃のプレスだろうか
推薦度:★★★★★☆☆ 明るい演奏で楽しめる
秘蔵度:★★★★★★☆ ゴルシュマンの名演集!
目次
ショスタコーヴィチ 交響曲第1番 (Shostakovitch Symphony No.1)
指揮:ウラジミール・ゴルシュマン セントルイスSO (Cond.: V.Golschmann, Saint Louis SO)
推薦度:★★★★★☆☆ 明るいショスタコもよい
秘蔵度:★★★★★★☆ ゴルシュマンの貴重なショスタコ
いまではゴルシュマンなんて知っている人はかなりオタクだろうと思う。ヴァンガードに録音したいくつかのステレオ録音。オケの質がいまいちというところもあり、だんだん忘れ去られて行ってしまったのだろう。ただモノラル期の演奏は中々生き生きしていてよい。ショスタコーヴィチもいくつか取り上げているが、この交響曲第1番では結構ゆっくりしたテンポを採用しながら、全体て金は明るめ。セントルイスのオケもレベルが高く充実した音を出している。単純に気持ちよく聴ける演奏。
カバレフスキー 歌劇「コラ・ブルニョン」~組曲 (Kabalevsky Colas Breugnon Suite)
指揮:ウラジミール・ゴルシュマン セントルイスSO (Cond.: V.Golschmann, Saint Louis SO)
推薦度:★★★★★★★ さらに活き活きとした演奏
秘蔵度:★★★★★★★ ノリノリのゴルシュマン
オケも指揮者も楽しんで演奏しているのが目に浮かぶ。楽しむのに十分なテンポ感で、それぞれのパートが活き活きしている。思いっきり音を鳴らしたり、わき目も降らず歌いこんだり、モノラルながら色彩も豊か。この曲のベストと言ってもよいのでは。ちょっと贔屓目だが