仏Guilde Internationale du Disque。スパイラル。1950年代後半のプレスだろうか。
コンサートホールのモーツァルトの交響曲全集の一部。アッカーマンは初期の交響曲をかなり録音しておりそれは名演と言える
推薦度:★★★☆☆☆☆ 結構分厚く野暮ったい
秘蔵度:★★★★★☆☆ 中々面白い演奏でもあるが
モーツァルト 交響曲第38番「プラハ」 (Mozart Symphony No.38)
指揮:オットー・アッカーマン オランダPO (Cond.: O.Ackermann, Nethrelands PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ 誠実にまとめた演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ アッカーマンも熱い指揮者
アッカーマンの演奏もなかなか熱い。バランスをうまくまとめながらオケに勢いを持たせ、他人がどう言おうと頑固に突き進むような演奏が好ましい。現代の洗練された演奏とはかなり異なるものだが、風格とスケールの大きさは感じる。このオケからそうした雰囲気を引き出せているのも凄いところかも
モーツァルト 交響曲第39番 (Mozart Symphony No.39)
指揮:ワルター・ゲール オランダPO (Cond., W.Goehr, Netherlands PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ 結構勢いに任す
秘蔵度:★★★★★☆☆ ゲールのモーツァルトは比較的珍しいかも
勢いがありちょっと野暮ったさもあるが、それがゲール流。意外とテンポに細工もあったりして一筋縄ではいかない。強い音で大きな音。でもちゃんと楽譜に向き合いかっちりきっちり演奏しようという意気込みが凄く伝わる。