米MMS。スパイラル。1950年代後半のプレスだろうか
推薦度:★★★☆☆☆☆ ゲールファン以外にとっては普通か
秘蔵度:★★★★★☆☆ ゲールの勢いが楽しめる
目次
チャイコフスキー 幻想的序曲「ロミオとジュリエット」 (Tchaikovsky Romeo and Juliet)
指揮:ワルター・ゲール オランダPO (Cond.: W.Goehr, Netherlands PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ ド迫力の残響が好悪分かれる
秘蔵度:★★★★★☆☆ 兎に角勢いがある
残響が凄く迫力満点。ただ鮮明さに欠けるため多少団子状態。ゲールのいつもながらの豪快が演奏が楽しめる。かなりアバウトでとにかく勢い重視。
チャイコフスキー 交響的バラード「地方長官」 (Tchaikovsky Voyenoda)
指揮:ワルター・ゲール オランダPO (Cond.: W.Goehr, Netherlands PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ これまたモノラルながらド派手が好悪分かれる
秘蔵度:★★★★★☆☆ 大きく大きくとにかく大きい
これまたすごい演奏である。大柄で鷲掴み。細部のバランスなど目もくれず音の塊をいかに強く勢いよく出すか、潔く鳴らしきる。ゴロワノフを思わせるような音響である。
チャイコフスキー ハムレット~エレジー (Tchaikovsky Hamlet Elegie)
指揮:ワルター・ゲール オランダPO (Cond.: W.Goehr, Netherlands PO)
推薦度:★★★★☆☆☆ 感情を込めた演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 没入感が凄い
感情を思いっきり込めて歌う演奏は中々感動。きれいな音を出そうということは考えていない。その分ちょっと雑だが魂があって聞きごたえする。