米Angel。1970年代のプレスだろうか。日本盤では盤質のせいもあったのか音が詰まり気味だったがこの米盤は結構広がりがあって演奏の真価がわかる
推薦度:★★★★★★☆ やはり名演奏だった
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 盤としては珍しくない
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 (Beethoven Piano Concerto No.3)
P:エミール・ギレリス、指揮:ジョージ・セル クリーヴランドO (P: E.Gilels, Cond.: G.Szell, Cleveland O)
推薦度:★★★★★☆☆ 硬派な名演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ はっきりとした演奏
曖昧さがなく、かっちりきっちりした演奏。統制されたオケにまさに鋼鉄のピアノが縦横無尽に弾きまくる。でも全体としてかなりまとまった感じにもなっているのは、ギレリスとセルの方向性が一致しているからであろう。音一つ一つの扱いにも筋が通っていてかなり訓練とリハーサルを要したのではないだろうか。