米VOX。スパイラル。1950年代後半のプレスだろう
推薦度:★★★★★★☆ モノラルながら名演奏。
秘蔵度:★★★★★★★ なぜだか格安で購入できたが貴重な盤だろうと思うのだが
フォーレ ピアノと管弦楽のためのバラード (Faure Ballade for Piano and Orchestra)
P:ギャビー・カサドシュ、指揮:エマニュエル・ロザンタール ラムルーO (P: G.Casadesus, Cond.: E.Rosenthal, Lamoureux O)
推薦度:★★★★★★☆ カサドシュ妻の演奏。素晴らしい演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 優しく曲に合う
カサドシュはカサドシュでもギャビーの方。妻の演奏だが、これがまた素晴らしい。優しいタッチでこの曲によく合う。モノラルながら、かえってその淡色な感じが幻想的な雰囲気を出していてなかなか良い。ローザンタールの万全な伴奏もあって好演奏。
ショーソン 詩曲 (Chausson Poem)
Vn:ジャック・ティボー、指揮:ウジェーヌ・ビゴー ラムルーO (Vn: J.Thibaud, Cond.: E.Bigot, Lamoureux O)
推薦度:★★★★★★☆ 言わずと知れたティボーの名演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 有名な演奏だが後年の盤より音がよい
ティボーは張りつめた細い音で妖艶に歌う。曲と一体化していてテンポの揺らぎや旋律の伸縮が全く違和感なく進む。よく知られた演奏で何度も復刻されているのがよくわかる。モノラルという不利を吹き飛ばす名演。