E.フリードマン プリンス=ジョゼフ バッハ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全集、シャコンヌ (2/2)

日Victor。溝ラベル。1960年代後半のプレスだろう

推薦度:★☆☆☆☆☆☆ ちょっと安定感がない
秘蔵度:★★★★★☆☆ 良くも悪くもフリードマンの貴重な記録

バッハ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 (Bach Sonata for Violin and Harpsichord No.4)

Vn:エリック・フリードマン、Cemb:ブルース・プリンス=ジョゼフ (Vn: E.Friedman, Cemb: B.Prince-Joseph)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ ロマンティックではあるが
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 珍しい演奏だと思うが

アタックが強すぎな印象。ロマンティックに弾くのは良いが安定感もかける

バッハ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番 (Bach Sonata for Violin and Harpsichord No.5)

Vn:エリック・フリードマン、Cemb:ブルース・プリンス=ジョゼフ (Vn: E.Friedman, Cemb: B.Prince-Joseph)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ ちょっと落ち着いてきた感じもするが強さは変わらない
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ チェンバロも同じく強い音で特異なバッハ

ロマンティックに引き上げるもちょっと曲に合わず、また安定感もないのが残念。技巧が無いのではなく表現がちょっとという感じ

バッハ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 (Bach Sonata for Violin and Harpsichord No.6)

Vn:エリック・フリードマン、Cemb:ブルース・プリンス=ジョゼフ (Vn: E.Friedman, Cemb: B.Prince-Joseph)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ 強くヴィブラート多め
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ かなりロマンティック

バッハを感じさせない演奏。その意味では珍しいアプローチだがここでもちょっと曲想に合わない

バッハ シャコンヌ (Bach Chaconne)

Vn:エリック・フリードマン、Cemb:ブルース・プリンス=ジョゼフ (Vn: E.Friedman, Cemb: B.Prince-Joseph)

推薦度:★★★☆☆☆☆ ロマンティックに強く表現
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ かなり強い音だが主張しっかり

かなり攻めた音でロマンティックに仕上げる。その為バッハらしくないがこれも悪くない。若々しさもあり面白い。ただ、ちょっと頑張りすぎで肩に力が入りすぎて表現の安定性が損なわれてしまった