フレモー モンテカルロ歌劇場O フォーレ レクイエム他

日Columbia。1960年代中頃から後半のプレス

推薦度:★★★★☆☆☆ 合唱を中心に温かみのある演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 珍しくはない

フォーレ レクイエム (Faure Requiem)

指揮:ルイ・フレモー モンテカルロ歌劇場O、カイヤールCho、Br:ベルナルト・クリュイセン、B-S:ドゥニス・ティリエ (Cond.: L.Fremaux, Monte Carlo Opera O, Philippe Caillard Cho, Br: B.Kruysen, B-S: D. Thillez)

推薦度:★★★☆☆☆☆ 合唱を中心に温かみのある演奏
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 珍しくはない

フィリップ・カイヤールの合唱団は温かみのある声で包み込みなかなかの名演。オケも羽目を外さず抑制が聞きながらも大柄。ここではクリュイセンがちょっと不調なのが残念。不調という言葉が正しくないかもしれない。かなり奥まっていて前に出てこないのは録音のせいかもしれない。ただフルネのレクイエムでも同様の、なんとも実態がつかみにくい歌唱が残念。ボーイソプラノの歌唱はここでは悪くはないがちょっと息切れが気になる

1曲目
2曲目
4曲目
6曲目

フォーレ ラシーヌ雅歌 (Faure Cantique de Jean Racine)

指揮:ルイ・フレモー モンテカルロ歌劇場O、カイヤールCho (Cond.: L.Fremaux, Monte Carlo Opera O, Philippe Caillard Cho)

推薦度:★★★★★☆☆ カイヤール合唱団の良さが光る
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 珍しくはない

カイヤール合唱団は響きを作るのがとてもうまい。これはフレモーの手腕でもあると思うが、抑制ししすぎず、発散させすぎず、絶妙なバランス。オケもうまい