日Angel。赤盤。1960年代中頃のプレスだろう
推薦度:★★★★★☆☆ かなり癖のある演奏だがフランソワの芸が味わえる
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 盤としては珍しくない
ショパン ピアノ協奏曲第1番 (Chopin Piano Concerto No.1)
P:サンソン・フランソワ、指揮:ルイ・フレモー モンテカルロ歌劇場O (`P: S.Francois, Cond.: L.Fremaux, Monte Carlo Opera O)
推薦度:★★★★★☆☆ かなり癖のある演奏だがフランソワの芸が味わえる
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 演奏は有名
さて、フレモーの指揮が問題と指摘されるこの演奏。雄大だが確かに少々雑な感じもする。ただ、フランソワが好き勝手にやっている演奏に伴奏としてつけるの大変だったと思う。テンポ感は全然合わないし、フランソワはところどころ音を崩したりリズムを崩したり間延びしたり詰めたりとなんとも変幻自在。それに合わせるのは至難の業。しかしフランソワはそれでもロマンティックな演奏を聞かせるのは凄い。コンクールで弾いたらまず賞は取れなさそうな、でも誰にもまねできない名演奏がここにある。
ショパン ピアノソナタ第2番 (Chopin Piano Sonata No.2)
P:サンソン・フランソワ (P: S.Francois)
推薦度:★★★★★☆☆ かなり癖のある演奏だがフランソワの芸が味わえる
秘蔵度:★☆☆☆☆☆☆ 演奏は有名
かなり攻める演奏。激しいタッチと変幻自在なテンポ感。かなり変わっているが違和感を感じさせない説得力がある。これも誰にもまねできない名演奏。