オランダFontana。1960年代前半のプレスか。モノラル盤
推薦度：★★★★★☆☆ 優雅だが若々しく勢いがある
秘蔵度：★★★★★★☆ なんといっても同じ誕生日のフルネは贔屓
目次
ドリーブ バレエ｢コッペリア｣組曲 (Delibes Coppelia Suite)
指揮：ジャン・フルネ コンセール・ラムルーO (Cond.: J.Fournet Concerts Lamoureux O)
推薦度：★★★★★☆☆ 若々しく勢いがあるのが特徴
秘蔵度：★★★★★★☆ 厚みがあるがフランス風の優雅さあり
シンフォニックでフルネも若々しく楽しく踊るような演奏を繰り広げている。オケもかなり勢いがあり鳴らす楽しみを感じながら演奏しているようである。
ドリーブ バレエ｢シルヴィア｣組曲 (Delibes Silvia Suite)
指揮：ジャン・フルネ コンセール・ラムルーO (Cond.: J.Fournet Concerts Lamoureux O)
推薦度：★★★★★☆☆ 若々しく勢いがあるのが特徴
秘蔵度：★★★★★★☆ 厚みがあるがフランス風の優雅さあり
基本的にはコッペリアと同じく、フランス風の音をふんだんに勢いよく使ったという感じの演奏。さすがにフルネも若い。終曲などはバカ騒ぎのような感じでもあり、なかなか楽しい演奏になっていると思う。
グノー 歌劇｢ファウスト｣～バレエ音楽 (Gounod Faust Suite)
指揮：ジャン・フルネ パリ・オペラ座O (Cond.: J.Fournet Paris Opera O)
推薦度：★★★★★☆☆ 勢いと明るい響きの名演奏
秘蔵度：★★★★★★☆ 体に染みついた音楽という感じでオケは自由
リズムに重みがあるのだが全体的に明るく楽し気。テンポは概して遅めでじっくり感情を込めて歌い、そして踊る。フルネにもオケの各パートにも自国の曲の自信が感じられ、優雅な幸せな時間が流れる。終曲は今までのテンポとは打って変わってかなり早めに豪快に終わる。これもまた楽しい