フィルクスニー ジュスキント ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番

英Capitol。1960年代中頃のプレスだろうか

推薦度:★★★★★★☆ 録音もよくスマートな演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 隠れた名演

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 (Beethoven Piano Concerto No.3)

P:ルドフル・フィルクスニー、指揮:ワルター・ジュスキント フィルハーモニアO (P: R.firkusny, Cond.: W.Susskind, Philharmonia O)

推薦度:★★★★★★☆ 録音もよくスマートな演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 隠れた名演

ジュスキントとフィルハーモニア、そしてフィルクスニーのピアノ、全体的に引き締まって若々しい真のある音。決して固くなることはないが、響きが広がりすぎず制御下の中にある。それでいてスケールの大きさを感じさせるなかなかの名演奏。フィルクスニーのピアノは重厚さはないが明るく爽やかだし、ジュスキントの伴奏もそれをうまく支えていて、フィルハーモニアの機能を引き出しつつティンパニなど効果的に使いながら主張をしっかりしている。素晴らしい演奏だと思う。

第1楽章
第2楽章
第3楽章