フェラーラ ローマSO レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア

米Victor。スパイラル。溝ラベル。1960年前半のプレスだろうか。
名指揮者を何人も指導したフェラーラの貴重な演奏の記録だがちょっと硬いか。

推薦度:★★★☆☆☆☆ ちょっといかつい
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 珍しいフェラーラの演奏だが

レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア第1番 (Respighi Antique Dances and Airs No.1)

指揮:フランコ・フェラーラ ローマSO (Cond.: F.Ferrara, Roma SO)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ かなり硬めのリズム感でもう少し力が抜けてほしい
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 真面目なフェラーラの演奏

かなりかっちりきっちりしている。リズムが硬いというか音が硬いというか。それでも感情がこもり音に強さを感じる。この曲に真剣に切り込んでいくような、そんな印象。

レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア第2番 (Respighi Antique Dances and Airs No.2)

指揮:フランコ・フェラーラ ローマSO (Cond.: F.Ferrara, Roma SO)

推薦度:★★★☆☆☆☆ じっくりと感情を込めた演奏
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ フェラーラの意気込みを感じる

ちょっと野暮ったいか。不器用にロマンティックにまとめてはいるが、オケに潤いが無いのか録音のせいなのかちょっと硬いか。

レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア第3番 (Respighi Antique Dances and Airs No.3)

指揮:フランコ・フェラーラ ローマSO (Cond.: F.Ferrara, Roma SO)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ フレーズの処理など中々うまいがちょっと硬い
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 思入れが感じられる

フレーズの処理がなかなかうまいが、オケが一生懸命過ぎて硬い。遅めのテンポで一音一音に感情を込めているところにも原因がある。ロマンティックで悪くはないのだが。

3曲目
4曲目