デ=ヴィート フルトヴェングラー ブラームス ヴァイオリン協奏曲他(2/2)

日Columbia。1970年代のプレス。なんとブラームスとメンデルスゾーンがそれぞれ片面に収められている。テンポが速いわけではない。ちょっと詰めすぎか。二回に分けて

推薦度:★★★☆☆☆☆ 音がちょっと
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ かなり有名な記録

ブラームス ヴァイオリン協奏曲 (Brahms Violin Concerto)

Vn:ジョコンダ・デ=ヴィート、指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ローマ・イタリア放送SO (Vn: G.de Vito, Cond.: W.Furtwangler, Roma Italia Radio SO)

推薦度:★★★☆☆☆☆ 音がつぶれ気味なのが残念
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 二人の巨匠のぶつかり合いが楽しい

両者迫力満点。お互いに気を使うことなく、火花を散らしながら同じ曲を演奏しているという趣。ヴィートはテンポを自在に揺らしながら自由に歌っているし、フルトヴェングラーも適度に合わせて自分流にオケを鳴らす。でもイタリアのオケなのであまり冒険しすぎていないところも面白く感じる。全般的に音が良くないのが残念だが、この盤はその中でも悪くないと思う。

1楽章その1
1楽章その2
3楽章その1
3楽章その2