英CBS。1970年代初めから中頃のプレス
推薦度:★★★★★★☆ 完成度が高い
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 音が透き通る感じ
目次
モーツァルト ピアノ協奏曲第15番 (Mozart Piano Concerto No.15)
P:ロベール・カサドシュ、指揮:ジョージ・セル クリーヴランドO (P: R.Casadesus, Cond.: G.Szell, Cleveland O)
推薦度:★★★★★★☆ 完成度が高い
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 音が透き通る感じ
初めの音から木管を中心にクリーヴランド管弦楽団のうまさに舌を巻く。統一された音色。しっかりしたアンサンブル。訓練の賜物か。カサドシュはそうしたバックにしっかり入り込みこれまた完璧に弾いている。強弱やフレーズのゆるみなどオケとの一体感が凄い。セルとカサドシュ、名コンビである。
モーツァルト ピアノ協奏曲第17番 (Mozart Piano Concerto No.17)
P:ロベール・カサドシュ、指揮:ジョージ・セル クリーヴランドO (P: R.Casadesus, Cond.: G.Szell, Cleveland O)
推薦度:★★★★★★☆ 完成度が高い
秘蔵度:★★★☆☆☆☆ 音が透き通る感じ
セルとクリーヴランドの完成度の高い伴奏をバックに弾きやすいようにカサドシュが演奏している。意外とテンポを微妙に伸縮しながらも粒立ちの良い音ではっきり弾いていてオーケストラと一体化している。ちょっともう少し遊びがあってもよいという気もしないでもないが、こう演奏されると有無を言うことができない説得力が出てくる。