独Sastruphon。１９７０年代のプレス。昨年(2023年)惜しまれつつ亡くなった飯守泰次郎の珍しい記録
推薦度：★★★★★☆☆ 飯守の優しい伴奏とカルミレルリのきれいな音
秘蔵度：★★★★★★★ 飯守の伴奏。貴重
ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 (Beethoven Violin Concerto)
Vn：ピーナ・カルミレッリ、指揮：飯守泰次郎、カペラ・クラシカ (Vn: P.Carmirelli, Cond: T.Iimori, Capella Classica)
推薦度：★★★★★☆☆ 飯守の優しい伴奏とカルミレルリのきれいな音
秘蔵度：★★★★★★★ 飯守の伴奏。貴重
オケが少人数のようで響きは薄い。カルミレルリのヴァイオリンはいわゆるドイツ風のものとは全く違う趣。テンポやリズムを気にせず歌中心がイタリア風といえばイタリア風。音がきれいなだけに面白いベートーヴェンになった。飯守も慎重に伴奏をつけながらやさしくバックアップしているのが印象的。1楽章のカデンツァは特に聞き物。