オットー・ビュヒナー バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番、第3番

独Calig。1970年代のプレスだろうか

推薦度:★★★★☆☆☆ 重音にやっぱり違和感を感じてしまう
秘蔵度:★★★★★★☆ 貴重なバッハボウのステレオ盤無伴奏

バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 (Bach Partita for Solo Violin No.2)

Vn:オットー・ビュヒナー (Vn: O.Buchner)

推薦度:★★★★☆☆☆ 短音はちょっと力が抜けるが重音はじゃーん
秘蔵度:★★★★★★☆ 面白い響き

聴きなれないだけなのだろうが、重音にやはり違和感を感じる。ただヴァイオリンがこんなにもオルガンのような音がするのかと。この曲には違った印象となる面白い演奏となった。ただこうした楽器の場合、解釈としては真っ向勝負でないとということで、演奏自体はいたってまじめな表現。テンポもゆったりで妥当なところ。

バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 (Bach Partita for Solo Violin No.3)

Vn:オットー・ビュヒナー (Vn: O.Buchner)

推薦度:★★★★☆☆☆ 重音が比較的少ないこの曲では意外とすんなり受け入れられるかも
秘蔵度:★★★★★★☆ 貴重なバッハボウのステレオ盤無伴奏

シャコンヌほど重音がないことから結構普通に聞こえる。テンポをゆっくりとって息使いも深いが、バッハボウということで音に力がいまいちつかないか。1楽章を分散和音ととらえて演奏してしまう、みたいな変な冒険をしてみたら面白いのに。でもここでもヴァイオリンの違った響きが聞けるのが興味深いところ。

1曲目
3曲目